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マスターシーンについて [シナリオ「バレンタイン恋風帖」]

 GMが挿入するマスターシーンについて明記します。
それぞれ挿入するタイミングがありますので、GMは忘れずにマスターシーンを入れて下さい。
 
マスターシーン「冒頭」
 メインフェイズ最初に、このマスターシーンを入れること。
PC全員は、以下に示されたどれかの判定に成功すれば、誰か1人の【居所】を入手するか、誰か1人への【感情】を一方的に抱く(福山雅明が相手ならお互いに【感情】を結び合う)ことができる。
・【居所】:《調査術》《千里眼》《手練》
・【感情】:《記憶術》《意気》
 GMの左隣から時計回りの順に、宣言して判定する。(先手有利を緩和するため。)
 シーンプレイヤーの希望者が複数いる場合、「GMの左隣から時計回りの順に優先」だと忠告する。(先手をとったプレイヤーが「居所」から雅明にアタックを仕掛けた場合、彼か攻撃者への「感情」がないと乱入できない。)
 
マスターシーン「福山雅明」
 GMは、タイミングを見計らって「福山雅明」のシーンを各サイクルに1回ずつ挿入すること。
 雅明は、基本的に「自分が感情を持っていないキャラクター」を選んで、感情を結びあう。
 持ち主がいたら、そのキャラクターと感情を結んでも良い。(もう感情があるなら、持ち主の【秘密】を調べる。)
 情報共有などで自分の正体(PC①②④の秘密)を知ったら、それを知っていることがはっきりしているキャラ全員を呼び出して問い詰めつつ、自分はどうすれば良いのかを問う。登場を希望するPCは全員出てもらい、それぞれの言い分を聞く(自分の持つ感情によって相手への態度を変える)。相反する意見を聞いたら思い悩む。
 自分の正体を知った後に持ち主がいるなら、持ち主に自分の知る情報をすべて渡し、意見を聞く。
 PC②の秘密「刃煉墮隠が覚醒するとき、大災害が起きる」ことを知らないならば、雅明は刃煉墮隠に覚醒することを必ずしも拒まない。御斎学園生徒会にいた彼は、忍者五大流派の争いで多くの一般人が傷つくのを見ているため、自分が「忍者たちの始祖である忍神」になれば、その威光によって争いを治めることができるかもしれないと考えるのだ。(そうやってPC①が弄する甘言にうまく乗ればいい。)もし自我が失われるとしても、みんなの幸せのためならば自分は犠牲になっても良いと思う。ただし、その時点で誰かに「愛情」を抱いているならば、自我が失われることにためらいを持つ。
 PC②の秘密を知ったならば、大災害を防ぐために覚醒前に自分の命を絶ってもらいたいと考える。ただ、彼の秘密「ずっと自分の気持ちを持つことができなかったことが心残り」なので、「あと少しだけ(クライマックスに入るまで)学園生活を過ごさせてほしい」と頼む。その時点で誰かに「愛情」を持っているなら、「あの娘に自分の気持ちを伝えたいんだ。それまではどうか…。」と付け加える。
 
マスターシーン「告白の刻」
 GMは、3サイクルの最後(クライマックスフェイズの直前)にこのマスターシーンを入れること。
 「福山雅明」の【秘密】にあるとおり、彼が「自分が実は愛していた」キャラクターひとりをGMが決める。
選出に際して、データ上の【感情】は意味をもたない点に注意すること。あくまで、キャラクターの設定やセッション中のロールプレイのみを考慮する。(GMが判断に困るなら、プレイヤー全員も含めた投票で決めることをお勧めします。)
 その後、「福山雅明」の【秘密】にあるとおり、彼が「愛情」を持つキャラクターのみによる「戦闘シーン」となる。その「勝者」は、【戦果】として「雅明に自分のチョコを食べさせる」ことができる。(もし勝者が他の【戦果】を希望した場合、GMはそれを許可しても構いません。)
なお、「勝者なし」(全員が脱落した)ら、普通のルールどおり【戦果】を得られる者もいないことになる。
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